本州の湖ではもうモンカゲロウのハッチが始まりましたねえ。
北海道ではもうすぐですね。
4年前から、モンカゲロウのハッチ、ライズに対してどんなフライが
効果的なのか試してきました。
我々の目には、水面上のダンが見えるんですけど、
ストマックポンプを使用して見ると、圧倒的にニンフが多かったのです。
そこで、フローティングニンフを多用するようになったんですけど、
シャンクの重さが浮きを悪くし、エクステンドにするとフッキングが
悪くなってしまうのです。
試行錯誤を繰り返し完成したフライが、プラ+シリコンチューブを使用した
このフライなのです。
①カーブドシャンク#10にテイル・リブ・ダビングをします。
②プラスチックパイプを2cm、シリコンパイプを1cm、3mm重ねて固定した
マチバリに通します。緩い場合にはティペット(5X)をパイプに通してから
マチバリに通すとキツくなります。重ねた部分をスレッドで絞めます。
③オーストリッチ・CDC巻きとめます。CDCは3枚、たっぷり付けてください。
④スティックフォームをとめ、ソラックスをダビングしレッグのパートリッジをつけます。
⑤パートリッジをハックリングし、スティックフォームを前方に巻きとめ、
フィニッシュします。
⑥余分なパイプをカットし①をシリコンパイプに刺して完成です。
使用するときは、分割した状態で上半身にティペッットを通し、下半身のアイに
結び、結び目とアイ+1mmほどをシリコンパイプに通し固定します。
⑦浮かべて見るとこんな感じです。
⑧上から見ると
⑨水中から見るとこんなですわ。
フローティングニンフタイプのこのフライは魚から見やすいようで、
本物のダンが沢山浮いているにもかかわらず、
先にこのフライに出てしまうことも珍しありません。
エクステンドタイプのダンと比べて、出もフッキング率も良くバラシも少ないのです。
ウキウキモンカゲフローティングニンフキットの購入は
FLY SHOP SUGISAKAで可能です。